父の通院に毎回付き添っています。帰りはいつも外食するのですが、
場所は立ち寄りやすいショッピングモールのレストラン街。今の父のお気に入りは揚げたてが食べられる天ぷら屋さんです。少し前は鰻だったりトンカツだったりしたので食に対する意欲はまだあるようです。というか丈夫な胃腸は健在なのだと思います。不思議なのはあんなに好きだったお寿司やお刺身を好まなくなったことです。孫が来て食べたいと言えば付き合いますが、自分から食べたいとは言わなくなりました。
最近父と外食して自宅に帰ると私の体調が悪くなることが多く、熱い中運転したから軽い熱中症かと思っていましたが、先日これは天ぷら定食が消化できていないからだと気がつきました。実は父も全て食べきることはできないのですが、いつも豪華な定食を頼みます。注文の段階で、食べきれないのだから食べたい物だけが入っている海老天ぷら定食などの少し品数が少ない方にしたらと声をかけますが、特上定食がいいと言います。それならばと注文すると途中で穴子や鱚の天ぷらを食べなさいと譲ってきます。８９歳と６１歳の親子なのですが、父にとってはずっと娘で子どもなので、たくさん食べさせたいと思っているようです。今までは父が喜ぶのならと食べていましたが（実際とてもおいしい）食べ過ぎで体調が悪くなるのでは意味がないありません。父が食べたい物を注文する機会を奪いたくないので、次回からは持ち帰りができるか聞いてからお店に入ろうと固く決心しました。元々小食ではなく出されたものは全て食べきりたいタイプなのですが、先日も昼食に出していただいた豪華な天ぷら弁当（これもたまたま天ぷらでした。日本人は天ぷらが好きですよね）を食べきるのに苦労しました。年齢的なのか個人的な問題なのか、外食の一人前を完食するのは難しくなってしまったようです。全然痩せておらずどちらかというと小太りなのですが。食事量が減ると困るのが、好きな物を食べていると必要な栄養素が取れないという現実ですね。私が今好きなのは、（暑いので）塩こぶと梅干のおにぎり、アイスコーヒー、ガリガリ君のパイナップル味、米粉パン。栄養素が偏っています。