補聴器選びは難しい
2026年9月9日
昨年の初め頃から、父の耳が遠くなったことに気づいていました。
本人が「聞こえているから大丈夫」と言うのを、
「耳が聞こえないと認知機能に影響するから」と説得し、
やっと耳鼻科に連れて行くことができたのが昨年9月。
一人暮らしの父はどんなにテレビの音を大きくしても、
注意する人はいませんし、
デイサービスの方は常に大きな声で話してくれるので
本人は困っていませんでした。
でも、健診に行ったり、孫たちと話すときは、話が通じないことが多く、
口の形を読んでいる節もあり、指摘すると、
やっと耳鼻科で聴力検査を受けることを渋々納得。
そして、もちろん医師から「補聴器をつけましょう」となるのですが、
決定までが大変でした。
最初、耳鼻科の補聴器外来を予約し、補聴器メーカーの方と面談し、
候補となる補聴器を貸していただきました。
2週間試すことになったのは、ボタン電池式耳掛けのオーソドックスなタイプです。
借りものだし、高価な物なので、
デイサービスの方に補聴器お試し中であることを伝えてスタート。
ですが、父は「着けても聞こえに変化を感じない」と着けなくなってしまいます。
デイサービスでは、必ずマスクをするので、
マスクを外す時に補聴器も取れてしまうのもストレスのようでした。
何回か試すうちに、今度は白内障で目の手術をすることになり、
補聴器選びは白紙に戻すことにしました。
耳鼻科の補聴器外来は週一日しかやっておらず、曜日は固定。
メーカーも一社だけだったので、白内障の手術の後は、
補聴器外来の方に教えてもらった補聴器の専門店に行ってみることに。
白内障の手術は両眼だったので、この時点で、お正月は越えていました。
補聴器専門店でも耳掛けタイプを試してみましたが、
前回、ボタン電池式で、電池の交換が難しかったようなので、
充電式をお借りすることにし、
電池交換のストレスはなくなったのですが、
「耳から外れるのが困る」と言います。
そこで、娘の言葉を思い出しました。
「耳の上がふにゃふにゃ過ぎて、イヤーキャップが直ぐとれちゃう」
カラーリングのとき、耳に被せてくれるイヤーキャップが
何度も外れて、美容師さんに迷惑をかける。
マスクもちょっとしたことで外れる、と言っていたことを。
そう言えば、私もサイズが合っているマスクでもよく外れるし、
イヤーキャップも何度も直される。
耳の上(側頭部と言うそうです)が柔らかいのは、
父の遺伝なのかも、と思い当たりました。
白内障手術の時の眼帯も、マスクも何度も外れて直しました!
だから、父も耳掛けタイプの補聴器がストレスだったのかもしれません。
この時点で補聴器のことを知っていそうな友人たちに、
選び方や使用感、なぜそれを選んだのかを尋ねました。
その結果、どの補聴器にしても不満があるので、
本人が気に入った物にするしかない。
気に入らないと使わないので、使って慣れないとしっくりこない、
ということがわかりました。
知り合いのお母様は、色々試して高価な物も買ってみたけれど、
本人がテレビCMを見て購入した集音器が一番使いやすい
と言っているとのことでした。
結局、父と耳穴式が試せる眼鏡店へ行き、何度か試して、
耳穴式充電タイプを購入しました。
購入してすぐに、父は圧迫骨折で2ヶ月半入院したので、
その間は補聴器を利用していません。
退院して3ヶ月、デイサービスもやめてしまったので、
補聴器を使うのは、子や孫が実家に来た時と通院時のみ。
一人のときに使うことはないので、なかなか慣れませんね。
でも、孫との会話はしやすくなったので、
圧迫骨折前に購入しておいて良かったのではないかと思います。
本当は、軽度のときから使い始めるのが良いのかもしれません。
私のときは早めに試そうと、教訓になりました。
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