お天気が良く風も爽やかな日々が続いているので、
厚めのセーターやダウンコートを洗濯しつつ、冬じまいを進めています。

そんな時、メルカリで筍が出品されているのを見つけて、
早速買ってみました。
朝取れの筍が次の日の午前中に届くとはありがたい世界です。
購入した筍は愛知県産でした。

子どもたちは筍が大好きです。
子育てで忙しい時期は、母が届けてくれる大量の筍が
うれしくもあり、迷惑でもありましたが、
筍の下処理をしていると子どもたちが小さかった時のこと、
母が元気だった頃のことを思い出します。

子どもたちが通っていた小学校では、新入生父母のための歓迎食事会がありました。全学年の父母がそろう大規模なもので、当然食事は在校生の父母（当時は全員母）が用意します。
メニューは毎年同じものなのですがその中に学園内で採れた筍を使った料理があり、年によっては筍の生育状況が遅い時があって、担当者はやきもきしながら何度も竹林に確認に行っていたことを思い出しました。
新入生の父母は在校生の父母の前で用意してもらった食事の感謝と父母としての決意的なことを話すんですよ。思い出すとちょっとびっくりです。今も続いているのでしょうか。

筍の根元にある赤いぶつぶつを剝いていると、包丁を通して筍のえぐみを感じます。春の訪れですね。