エノキ茸再発見

2024年10月28日

結婚しばかりの頃、栗原はるみさんのお料理本が出版され話題になっていました。
最初に購入したのは『献立が10倍になるたれの本』だったと思います。

実家でもお料理学校でも見たことのない目新しいメニュー。
夢中になり『食べたいときにすぐできる栗原さんちのおやつの本』『ごちそうさまが、ききたくて。 』は日々の食事やおやつ作り、おもてなしに大活躍してくれました。

ほぼ全てのメニューを作りましたが、いつも不思議だったのはエノキ茸が頻繁に使われること。
当時まだエリンギは一般的でなく、キノコと言えばシイタケ、シメジが主流。
エノキ茸は存在していましたが、私の周りではあまり食卓に上ることはなかったように記憶しています。一つ例外はなめ茸で子どもの頃、これはご飯のお供として常備してありました。なので、エノキ茸は瓶詰の醤油色のイメージです。なめ茸はおいしいけれど、食材としては認識していなかったので、栗原レシピにエノキ茸が多用されるのが不思議でした。

ところが最近我が家では第2次エノキ茸ブームが来ています。
一番人気は細かく切ったエノキ茸に絹ごし豆腐と片栗粉を混ぜて焼くチヂミのような料理。ごま油で焼いたよい香りでいくらでも食べられ、たくさん食べても罪悪感のない優秀選手です。
お味噌汁にエノキ茸を入れると旨味が増しおいしくなりますよね。
先日ハンバーグを作る時、玉葱の代わりにエノキ茸のコマ切りを入れてみたら大好評でした。
天ぷらにも合いますし、煮る、焼く、蒸す、揚げる、どんな料理でもOK。
ローカロリーで食物繊維が豊富、安価で一年中コンスタントに手に入る上にあの旨味。
魅力に取り付かれています。

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