いなり寿司であれこれ
2024年8月5日
いなり寿司は30年前くらいから作り続けています。
母の味と言うより料理本で学んだ栗原はるみさんの味です。
母の実家に行くと帰りによくいなり寿司を持たせてくれましたが、
もう少し酸味があり甘味少なめだったような気がします。
母のいなり寿司は母の実家の味だったので、母の味とも違います。
30〜40代の時、家事や家計簿を勉強する団体に入っていました。
ご近所に住む方たちで集まっての勉強会。
お昼ご飯は新しいメニューを試して出来上がったものを一緒に食べたり、持ち寄りだったのですが、
その時は私が油揚げを煮て、皆さんで酢飯を詰めていなり寿司を作る予定でした。
ところが、作ってきた油揚げの煮物を見て皆さん大笑い。
訳を聞いてみるといなり寿司用の油揚げは酢飯が詰めやすいようになるべくシワが寄らないように煮るものなのだそうです。
その時は40代の私と80歳近い方3人の4人グループでした。
高齢のご婦人の大きな笑い声を初めて聞いたような気がしましたが、笑われて嫌な気持ちではなくむしろ知らないことを教えてくれるのはありがたったですし、40歳近く歳が離れていたこともあり娘というより孫のように可愛がってもらいました。
子どもの学校がお弁当の時、このいなり寿司を持たせることもありましたが、
ある日クラスメートのお母さんが「今日はリベンジいなり寿司なの」と言いながらいなり寿司を食べていました。
この日は子どもとは別の場所で母もお弁当を食べる日だったのですが、訳を聞くと少し前に息子にお弁当のいなり寿司を分けてもらって美味しかったから「次はいなり寿司にして」とお子さんから要望。
次のお弁当で作って持たせると「飯塚くんのと味が違う。もっと美味しかった」と、言ったのだそうです。
なので今日はリベンジいなり寿司なんです!と。
褒められて嬉しかったのですが「うちのは栗原はるみさんのレシピ。聞いてくれれば良かったのに!」と種明かししました。もう20年前の話です。
ところで、夫はいなり寿司よりいなり寿司用に煮た油揚げが大好きです。
気をつけていないとお寿司にする前に2〜3枚?いえ4〜5枚食べられてしまうので、数が合わなくなり困ってしまいます。
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